プロベイトとは、所有権の名義変更と相続税の支払い手続きをさす法律用語です。これは通常、裁判所での手続きが必要です。裁判所の手続きというのは、色々な理由から、敬遠されるものです。第一には、内容が公けになるという事があります。故人の財産に関する記録は公なものとなります。第二に、時間がかかります。裁判所の検認手続きは、遺産(遺産とは故人の総資産の事です)の額や複雑さにより異なりますが、通常約ー年、あるいはそれ以上かかるのです。また、相続検認手続きには、費用もかかります。およそ遺産総額の2%から4%の費用がかかります。たとえば遺産が500,000ドルであれば、検認の費用は10,000ドルから20,000ドルあるいはそれ以上かかる事もあります。

検認は何故必要なのでしょう?合有財産の場合を除き、ある財産を故人から相続人へ法的に譲渡する方法は、検認裁判所を通じるしかないのです。これは、不動産、銀行預貯金、株券、自動車、その他の財産についても同じ事です。

但し、カリフォルニアでは、特別な法律により、検認手続きを経ることなく、銀行預金を含む150,000ドル以下の動産を相続人に譲渡することが認められています。

言うまでもなく、きちんと財産設計を行う事により、この煩雑で費用のかかる検認手続きを回避する事が出来ます。