遺言とは法律上の書類で、もし貴方が亡くなられた場合、貴方の遺産をどうするかを書いたものです。きちんと法に従って書かれていなければ無効となります。カリフォルニア州では遺言には18才以上の(利害関係の無い)証人を二人必要とします。

遺言にはいったい何が書いてあるのでしょうか。遺言には貴方が亡くなられた場合に財産をどう分配するかが書かれています。これは、貴方の生存中は何の法律上の効力もなく、生存中に取り消し、または変更する事が出来ます。たとえば、宝石類を娘に、車を息子に、預金を両親に、家を配偶者に譲る、といったように遺言に書くことができます。また、財産が確かに遺言通り分配されるよう「遺言執行人」(Executor)を指定します。誰に「遺言執行人」になってもらうかは、貴方が決めます。通常、遺言の用意は貴方に代わって、弁護士が行います。

但し、この他にカリフォルニア州や他の州で認められている「自筆遺言」という遺言があります。これは 「自筆」で書かれ、署名され、日付けを入れられた物で、合法とみなされています。では、遺言を書かない場合はどうなるのでしょうか。遺言を書かずに亡くなられた場合には貴方の遺産は検認(プロベイト)法の規定により、分配されます。通常、貴方の遺産は配偶者に譲られます。配偶者がいなければ子供達に均等に配分されます。配偶者も子供もいない場合は両親に、両親がいなければ孫にという具合です。もし上記の方法が意にかなったものでないならば遺言を作成するべきです。たとえ上記の分配方法が意にかなったものであったとしてもこのウェブサイトで後ほど説明する理由のため、やはり遺言を作成されるべきです。