生命保険は、おそらく財産設計の上でもっとも重要なものと言えるでしょう。生命保険により、現金を財産として保有することができます。いくつかの理由により、財産が現金を含んでいる必要があります。第一に相続税を支払うために必要となる可能性があります。$10,000,000ドル(2013年の場合)の財産を持つ夫婦で財産設計信託を設定していない場合、生き残った配偶者が死亡した時点で相続税と検認費用に約$2,200,000ドル支払わなければなりません。また、夫婦で$10,000,000ドル(2013年の場合)を超える財産を有する場合は、相続税を支払う必要があります。この$10,000,000ドル(2013年の場合)を超える財産に対する財産設計はここでは説明し切れません。もし現金がなければ財産のうちの何か資産を売却し、このような費用の支払いに当てなければなりません。生命保険に入っていれば、故人の妻や子供たちの生活費、学費、その他の費用を賄うこともできます。

生命保険には大きく分けて三つの種類があります。一つは定期生命保険(Term Insurance)といい、被保険者が死亡すると、額面通りの保険金が出るものです。掛け金も三種類のうちで一番低く、最も費用のかからない保険でもあります。次に終身生命保険(Whole Life Insurance)があります。この保険の掛け金は少し高くなりますが、保険金価値(Cash Value)を積み上げていくもので、仮にこの保険を途中で解約しますと、契約に基づいて保険の現金価値の分が支払われます。最後に、比較的新しい種類のユニバーサルライフと呼ばれる保険があります。これは終身生命保険に類似したものです。

かなりの財産をお持ちの方には、特別な種類の信託で取り消し不能生命保険信託(Irrevocable Life Insurance Trust)という信託があります。この信託に組み込まれた生命保険には、相続税が一切かかりません。但し、この信託は非常に複雑であり、ここでは説明しきれません。

大切なのは、財産設計の経験のある保険エージェントのサービスを利用することです。経験の豊富なエージェントは、個人の必要に合わせた財産設計を貴方や弁護士が行う場合に大きな助けとなります。